「ハイポニキウム」とは美爪の為に働いている爪裏の甘皮です。

ハイポニキウムを伸ばすことが重要です!と言われていますが、育ているとどんな良いことがあるのか分からないですよね。ハイポニキウムをしっかりと理解し、ネイルケアをすると、美爪になるのは事実です。

ネイルサロンBijou Nails(ビジューネイルズ)の美爪ネイルケアコースではこのハイポニキウムを育てた結果、多くのお客様が美爪へと変化をとげているからです。

このブログでは、ハイポニキウムとは何か、ハイポニキウムの役割やしっかり伸ばす方法を紹介していきます。

このブログを読めば、ハイポニキウムを理解し、美爪ネイルケアのやる気スイッチが入り、貴女の爪が美爪になること間違いなしです!

ハイポニキウムとは?

ハイポニキウムは「美爪」の為に働いている爪裏の甘皮です。縁の下の力持ちというところでしょうか。

ハイポニキウムが指の末端と爪を接着させ、爪のピンク部分を大きくさせ、美爪になるのです。そして、このハイポニキウムは、別名「爪下皮」(そうかひ)と呼ばれています。

少しややこしいのが、爪の裏側には、爪下皮(ハイポニキウム)と爪下皮角質(ルースハイポニキウム)の二つが存在します。

ハイポニキウムは残して育成しなくてはいけませんが、ネイルサロンでは、ルースハイポニキウムは除去していきます。

爪下皮(ハイポニキウム)から伸びている角質を爪下皮角質(ルースハイポニキウム)といいます。爪をやすりで削っていると、バサバサしたトゲみたいなものが残ってくるのですが、それをネイル業界では、バリ(=ルースハイポニキウム)といいます。

バリが残ったままだと、綺麗なネイルに仕上がらないのです😱ですので、ネイルサロンでは、そのバリを綺麗にとって、爪の整えを終えます。そして、そのバリの根元にあるのが、ハイポニキウムなのです。

ルースハイポニキウムと勘違いをしないようにしましょう。

ハイポニキウムの役割

先ず、ハイポニキウムは爪と皮膚の間に細菌や異物が爪先から体内へ入ってくるのを塞いで一生懸命守ってくれます。そして、一番重要なのは、美爪の為に縁の下の力持ちとして働いてくれている役割です。

ハイポニキウムは爪の裏側で、少しずつ成長していき、爪に張り付いてくれることで、爪がピンクに変化していきます。皮膚と爪が接着しているとピンクに見え、皮膚から離れたところの爪が白く見えます。

その白く見えるところは、「2フリーエッジ」と呼び、ピンクのところは「12ネイルベッド」といいます。そして、その境目を、「3イエローライン」と呼びます。

爪の断面図

そして、そのイエローラインの位置を指先の方に動かせていくのがネイルケア=育爪の役割です。イエローラインを動かしていくということは、ハイポニキウムを前に動かしたいということと同義になります。

そんなハイポニキウムですが、衝撃等に弱く剥離しやすいのが特長で、爪を少し深く切ったり、衝撃を与えたりするとすぐに剥離してしまいます。剥離してしまうと、爪のピンク部分がなくなり、美爪でなくなってしまいます(๑ó﹏ò๑)

爪と皮膚を一生懸命繋いでいるハイポニキウムを剥がしてしまうと絶対に避けなければなりません。

ハイポニキウムを伸ばすには

「ハイポニキウムを伸ばすには、乾燥を防ぎましょう!ネイルケアオイルを塗りましょう!」と世間で言われていると思います。それは、正解です。

そして、「爪を伸ばしていきましょう。爪を継続的に伸ばしていくと、爪にくっついてハイポニキウムも指先まで上がってきます!」とも言われていますが、こちらは注意が必要です。

一番重要なのは、簡単にはがれてしまうハイポニキウムを剥がさなくすることです。そして、ハイポニキウムの剥離を及ぼす最大の原因は、フリーエッジ(爪の白い部分)に力がかかってしまうことなのです😱

要するに、皮膚の先端に肉の部分があり、そこから飛び出ているフリーエッジ部分は下からの抵抗を受けるだけしかありません。フリーエッジが一番抵抗を受けないのはこの皮膚の先端の長さに爪を揃えるのが一番いいことになります。

皮膚の先端に爪をに揃えたいのですが、白いところを残してあげないと、ハイポニキウムが伸びる余地がありません。下記の写真の様に1ミリ以上伸ばしてなるべく何か皮膚の先端のところからそう遠くない距離のところで揃えてあげることが重要なのです。そのうえで、各種の乾燥対策、ネイルオイル対策が必要となります。

まとめ

いかかでしたでしょうか?ハイポニキウムは美爪には欠かせない爪裏にある縁の下の力持ちです。爪裏にはルースハイポニキウムとハイポニキウムがあり、ハイポニキウムを成長させることが重要です。ハイポニキウムを成長させるには、爪を乾燥させないことも重要ですが、もっとも重要なのはハイポニキウムを剥離させないような爪のカタチをつくりあげ、外部からの衝撃に強くしてあげることなのです。

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