爪に現れる病気のサイン -ネイルサロンでよくある爪の症状
爪は私たちの健康状態を映し出す鏡🪞✨なのです。爪をみることで、身体全体の状態を把握することもできます。
心臓を中心に流れている血液は、血管を通して酸素や栄養素、老廃物を体の隅々にまで運んでいきます。
爪下には毛細血管や神経が集まっているので、血液の流れが滞ると爪下の血流は流れが悪くなり、栄養や老廃物の運搬もスムーズにいきにくくなってしまいます。その際には爪に悪い状態が現れてきます😱
ネイルサロンでは対処できる爪のトラブルと、そうでないものがあります。
こちらのブログでは過去にネイルサロンでよく見かける、爪に出やすい、身体の内部で起こっている代表的な3つの病気をご紹介いたします。
爪の表面が剥がれてしまった!(二枚爪)
まずはじめは、ネイルサロンでは本当によく見かける二枚爪。
爪の表面が剥がれる、いわゆる二枚爪は、乾燥や外的衝撃要因なども影響するのですが、ネイルサロンで処置しても中々改善されない場合があります。
その場合・・・・鉄欠乏性貧血のサインである可能性があります。
この状態は、体内の鉄分が不足していることを示唆していることがよくありますので、ご自身が貧血がよくある場合などは、いちど、内科を受診し、血液検査を通じて確認することをおすすめします。
医師の指示に従い、適切な鉄分補給を行うことで、すぐに爪の健康も改善されることが期待できますよ😃
爪が丸く大きくなってきた!
指先が丸く膨らみ、爪が指を包むように大きくなる状態は、心臓や肺、呼吸器疾患の可能性を示唆する場合があります。
このような変化は、身体の酸素供給が十分でないことを示している場合がありますので、専門医の診断を受け、必要な検査を行っていきましょう。
全体的に爪が黄色っぽくなり、伸びない!
白癬菌(水虫)で来店されるお客様も数多くいらっしゃいます。
この場合、ネイルサロンでの施術はせずに、皮膚科の受診をまずはおすすめします。
その際、時々みられるのが、白癬菌(水虫)と思われる症状が、一部でなく、爪全体に広がっている場合です。これは要注意です。
全体的に爪が黄色っぽくなるこの現象は、白癬菌(水虫)の症状と似ていますが、白癬菌は全ての爪に影響が出ることは珍しいのです。
もし全ての爪が変色や変形をしている場合は、慢性の副鼻炎や気管支炎など、呼吸器系やリンパ系疾患の可能性があります。
早急に医療機関を受診し、原因を明らかにすることをおすすめいたします。
まとめ
爪は私たちの健康状態を映し出す鏡です。
血液循環が爪の下の微細な血管や神経に影響を与えるため、爪の変化は身体の内部で起こっていることを示唆することがあります。
身体内部の不調は、ネイルサロンでは解決できません。
爪に急激な変化が出てきた場合には、健康のため、必要に応じて医療機関を受診しましょう。
爪を毎日チェックし、変化に気を配っていきましょう!